予防接種
予防接種について
本院では、予防接種の予約をネット上で簡単にできるシステムを導入しております。また、他の患者様と接触する事を出来るだけ少なくするため、通常の診療時間と予防接種の時間を分けて設定しております。※診療時間についてはこちら
出来るだけ皆様に安心して予防接種を受けて頂けるよう、細心の注意を払います。
当院で接種可能なワクチン
- ヒブ
- 小児肺炎球菌
- 二種混合
- 四種混合
- 五種混合
- BCG
- 麻疹風しん
- 日本脳炎
- インフルエンザワクチン
- ロタウイルスワクチン
- 水ぼうそう
- おたふくかぜ
- B型肝炎
- パピローマウイルス(子宮頚癌)9価
※以上のワクチンは、予約フォームにて随時予約可能です。
※その他のワクチン、渡航前ワクチン、(A型肝炎、狂犬病など)につきましては、受付までお問い合わせください。
予防接種の予約について
ご予約フォームにて予防接種を選択し、ご希望のワクチンで、接種を希望するワクチンにチェックを入れるだけです。
同時接種をご希望の場合、最大5種まで選択出来ます。
ワクチンの料金について
予防接種の料金表はこちらにあります。
日野町在住の方で"おたふくワクチン"を希望される場合、お子様が接種の費用助成の対象であるかどうかは、日野町ホームページ内、赤ちゃんからの予防接種をご覧ください。もしくは、保健センター、本院受付までお問い合わせください。
ワクチン接種当日(持ち物、注意点)について
●診察券……お持ちの方のみ
●母子手帳……予防接種の記入と接種歴確認に必要です。
●保険証・乳幼児福祉医療券……お薬を処方された場合に必要となります。
●予防接種予診票、予防接種接種券……定期予防接種の場合
●予防接種依頼書……日野町外からお越しの場合、持参が必要な場合があります。来院される前に、お住まいの保健センターにお問い合わせください。
接種を受ける前日は入浴をし、身体を清潔にしましょう。接種当日はお子様の健康状態をよく観察し、予診票に記入しましょう。予防接種を受けた後、30分程度はお子様の状態を観察しましょう。接種後しばらくは医院に連絡がとれるようにしておきましょう。入浴は差し支えありません。
ワクチンの基礎知識
定期接種と任意接種とは
定期予防接種には、ロタ、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、4種混合BCG、ポリオ、麻疹風しん、日本脳炎などがあり、これらは国が受けることを積極的にすすめている予防接種です。これらは、定められた接種期間であれば、すべて無料で受けられます。
任意予防接種は、上記以外のワクチン(おたふくかぜなど)で、病気の流行状況などにより「受けた方がよい」というものです。有料となります。
接種出来る年齢(月齢)になったらできるだけ早く受けましょう
ワクチンは、それぞれに接種できる月齢や年齢が決まっています。この接種年齢は、病気にかかりやすい時期とワクチンを安全に接種でき、高い効果が得られる年齢を考慮して決められています。ワクチンは「受けられる時期が来たら、すぐ受ける」ことが基本です。
同時接種をうまく利用しましょう
0歳代で接種するワクチンは種類も多く、接種回数は10回以上になります。または生ワクチン接種後(BCGやロタウイルスワクチン)は続けて生ワクチンを接種する場合、4週間あけなければなりません。
そのため、これらを単独で接種すると、約5か月間にわたってほぼ毎週接種することになり、時間的、体調管理などの負担が大きいと言えます。
そこで、できるだけ早く体調の良いときに早く免疫を獲得するために、世界中で行われているのが同時接種です。これにより必要な免疫をより早くつけることができます。
ワクチンはかかりつけ医で接種しましょう
ワクチンは日頃の体質、体調管理を任すことができるかかりつけ医で受けましょう。日野町外にお住まいの方でも、あらかじめお住まいの地区の保健センターに申し出ていただければ、本院でワクチンの接種を受けることができるようになっています。
一般的なワクチンの種類、接種スケジュールについて
VPDのページ、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールを参照して下さい。
接種の進め方で迷われた場合は、一般診察の時間に予約を取って来院してください。望ましいスケジュールを一緒に考えましょう。
ワクチンの接種間隔について
ワクチンの種類によって、次に受けるワクチンまでの接種間隔が異なります。いちど予防接種を受けると、次の接種を受けるまで一定の期間をあけることになっています。
ロタウイルスやBCGワクチンなど生ワクチンのあとに次の生ワクチンを接種する場合は4週間(中27日)後の同じ曜日から、接種が可能になります。
また、同じワクチン同士の場合は、それぞれ決められた接種間隔が必要です。
生ワクチンの後に不活化ワクチン(ヒブ、肺炎球菌、4混など)を接種する場合、またはその逆(不活化 → 生ワクチン)、種類の違う不活化ワクチンを続けて接種する場合は、接種間隔の制限はありません。
新型コロナウイルスのワクチンとほかのワクチンを接種する場合は、互いに最初のワクチンから2週間空ければ接種が出来ます。
けいれん、アレルギーのある方へ
熱性けいれんの場合、基本的にはすべて接種可能です。
ただし、ワクチンの副反応で発熱した場合のけいれん予防など、具体的に対策を相談しておくことが必要です。アレルギー体質というだけで、接種不適当とはなりません。卵アレルギーの患者さんでも、インフルエンザワクチンはほとんどの場合、接種が可能です。本院では十分な問診や、予備テスト、接種後の体調観察などを実施して積極的に接種を行っています。