新型コロナウイルス感染の症状があるが自宅での検査を希望される方へ
最近、新型コロナウイルスの検査を自宅で行われる方、希望される方が増えてきました。また、滋賀が「検査キット配布・陽性者登録センター」の運用を開始されました。
抗原定性検査キットをお持ちの場合、
新型コロナであること(陽性)であることを、正しく判定するために以下のことを知っておく必要があります。
① 感染が疑われるが、まだ症状がない段階(無症状の濃厚接触者など)
② 発熱してそれほど時間がたっていない
これらの場合、検査で“陰性”が出ても、のちに陽性となる場合があります。
つまり、定性検査キットでは、症状が出てしばらくしてから(おおむね10時間くらい?)してから検査した方が正しい結果が得られるようです。
本院でも前日夜に発熱し検査したが陰性。翌日に受診され、上記のことを説明し再検査して陽性になったケースがかなりあります。逆に、無症状の段階で検査を行い陽性であった場合は、PCRで再検査しても陽性であることがほとんどです。
まとめると
検査キットの結果が陽性 → 新型コロナウイルス感染症と診断できる
* 軽症で自宅療養が可能な場合は陽性者登録センターへ報告(下の記事を参考に)
* 気になる症状がある場合は、医療機関へ連絡し受診
検査キットの結果が陰性 → 症状の有無・経過により、あとで陽性になることがある。
検査キットを持っていないが、自宅での検査を希望する場合
症状があるが、65歳以下で重症化のリスクがなく、市販薬などで自宅での療養が可能な方の場合は、ネット上から「検査キット配布・陽性者登録センター」に検査キットの配布を申し込むことで、キットが配送され自宅で検査ができます。
また、検査で陽性となった場合は、ネット上の陽性者登録フォームから報告を行うことで、医療機関の受診、再検査を行うことなく、自宅での療養が開始できることになりました。
検査キット配布・陽性者登録センターの詳細、操作方法につきましては
検査キット配布・陽性者登録センター問い合わせ窓口
TEL:0120-935-395
受付時間:9時から17時まで