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新型コロナウイルスワクチンその2 - あいさか小児科

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あいさか小児科ブログ

新型コロナウイルスワクチンその2

公開日:2021年08月15日(日)

重篤な基礎疾患のある子どもへの接種

 

 

ワクチン接種により新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐことが期待されます。

 

国外では神経疾患、慢性呼吸器疾患、免疫不全症を有する子どもの感染例で重症化が報告されています。これをうけて、国内でも基礎疾患のある子どもの場合、ワクチン接種によって重症化を防ぐことが期待されると考えています。

 

重症化リスクが高いといわれる基礎疾患には次のようなものがあります。神経疾患、脳性麻痺、慢性肺疾患、慢性心疾患、ダウン症候群をはじめとした染色体異常症、悪性腫瘍や移植などによる免疫不全状態、高度肥満など

 

参考サイト 「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」に関するQA

うちの子ども(12歳以上)には持病があって定期的に通院しています。うちの子ども(12歳以上)の持病は新型コロナワクチンの優先接種対象の「基礎疾患」に該当するでしょうか。

 

 

 ただし、思春期の子どもや若年成人では、接種部位の疼痛出現頻度が約90%と高く、特に2回目接種後に発熱、全身倦怠感、頭痛等の全身反応が起こる頻度が高いようです。基礎疾患を有する子どもへのワクチン接種については、本人の健康状況をよく把握している主治医と養育者との間で十分な接種前の説明を行い、接種後の体調管理等を事前に相談することが望ましいとしています。